競馬PRESSBACK NUMBER
【宝塚記念】カレンブーケドールに“GI初制覇”の予兆あり? 国枝師「クロノジェネシスもレイパパレも道悪で強さを増すから…」
text by
平松さとしSatoshi Hiramatsu
photograph bySatoshi Hiramatsu
posted2021/06/26 11:00
戸崎圭太騎手を背に追い切りを行なったカレンブーケドール。状態はよいという
相手の牝馬2頭を考えれば良馬場が望ましい
となると、やはり問題は2頭の同性の強敵、すなわちクロノジェネシスとレイパパレとの力関係だろう。彼女達を負かさない事には栄冠は手に出来ない。これについて国枝調教師は次のように語る。
「クロノジェネシスもレイパパレも道悪になると更に強さを増す感じがありますから、出来る事なら良馬場でやりたいですね。ただ、いずれにしても競馬は1対1でやるわけではないので、そのあたりで何とかうちのでチャンスをモノに出来れば、と考えています」
果たして3頭の牝馬での決着となるだろうか。それとも意地を見せる牡馬勢が1頭でも出て来るだろうか? いずれにしてもカレンブーケドールはどの位置でゴールを駆け抜けるのだろう? 日曜日の阪神競馬場に注目しよう。
(文中敬称略)