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EURO2012準優勝イタリアは“ピンポン武闘会”もアツかった!? モントリーボが明かす「バロテッリ、本当に強かった」
text by
マルコ・パソットMarco Pasotto
photograph byGetty Images
posted2021/06/10 17:02
EURO2012で輝いたイタリア代表。ピッチを離れるとピンポンで熱くなったという
超アグレッシブな“ピンポン武闘会”
モントリーボ 合宿中に、代表選手全員でピンポン大会をやったんだよ。言い出しっぺが誰だったかは覚えてないけど、いざゲームが始まったら全員の怒声飛び交う本気モードさ。皆、負けず嫌いだから。単なる気分転換のはずが、超アグレッシブな"ピンポン武闘会"とでも呼ぶべき真剣勝負に様変わりしたんだ。
連日連夜あまりにも白熱しすぎて、チームの中が徐々にギクシャクし始めたものだから、プランデッリ監督も察知したんだろうね。監督から「ピンポン禁止令」が出たよ(笑)。ふり返れば、いったい何やってたんだと思うけど、ああいう馬鹿なことがチームの結束を固めるのに一役買ったんだよ。
――ピンポン大会で一番上手かったのは?
モントリーボ バロテッリ。あいつは本当に強かった!
(第3回に続く。関連記事からもご覧になれます)