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浅田真央と無良崇人の美しい2ショット、笑顔で何を話している?「無良っちは、サンクスツアーの大黒柱だった」
posted2021/05/16 11:01
text by
藤森三奈Mina Fujimori
photograph by
Nanae Suzuki
浅田真央さんの書籍『私のスケート愛』を編集するにあたって、これまで「ナンバー」が3年にわたり撮りためてきた、膨大な写真を何度も見返しました。撮影してきたのは、本番のショーだけでなく、リハーサル、埼玉アイスアリーナでの練習風景、小淵沢でのオフショットなど、多岐にわたります。
見逃した写真がないかどうか、数え切れないほどDVDを出したり入れたりしてチェックしました。
でもやはりいい写真というのは、一番最初に見た時にピックアップされます。今回私が紹介する、ベストショットは、その一軍の中に最初から入っていたものです。
この写真は、18年6月、軽井沢で行われた長野公演のリハーサル中のものです。公演前日のリハーサルは、夜遅くまで行われました。当時はまだツアーが始まったばかりで、音合わせ、照明の変更など細かいところの調整に時間をかけていました。
ヘアメイクもナチュラルで、表情も非常に柔らか
私がこの写真を好きな理由は、まず真央さんと無良崇人さんの表情です。ファンの方はよくご存知の通り、真央さんと無良さんは幼馴染と言ってもいい関係で、現役時代から今に至るまでお互い支え合ってきました。サンクスツアーを始めるにあたり、無良さんは、真央さんが真っ先に声をかけたメンバーでもあります。「無良っちは、サンクスツアーの大黒柱だった」と真央さんも言っています。
リハーサル中ということもあり、ヘアメイクもナチュラルで、表情も非常に柔らかです。何の話をしているのでしょう。ショーとは関係のない話で和んでいるのかもしれません。きっと普段二人でいる時はこのような顔で笑い合っているんだろうなという想像もできます。