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【有馬記念】クロノジェネシスが牝馬の1年を締めくくるか…前走大敗バビットの一発にも期待したい理由
text by

島田明宏Akihiro Shimada
photograph byJIJI PRESS
posted2020/12/26 17:07

第61回宝塚記念を制した北村友一騎乗のクロノジェネシス。「牝馬の年」を締めくくるのはどの馬だろう
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菊池寛の言葉も思い出しながら印をつけると
◎クロノジェネシス
○フィエールマン
▲バビット
単穴(▲)はオーソリティにすべきか迷ったが、迷ったときは人気のないほうを選ぶという筆者のマイルールに従った。
「文壇の大御所」と呼ばれ、文藝春秋を創設した菊池寛の『我が馬券哲学』にもこうある。
「甲馬乙馬実力比敵し、しかも甲馬は人気九十点乙馬は人気六十点ならば、絶対に乙を買うべし」
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「乙」がバビットである。
特別な年のグランプリだけに、どんな結果が出ても、受け入れる準備をしておきたい。

