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照英が吠えた!45歳で再び日本一を目指した理由…「室伏長官」へのメッセージとは?
text by
谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byHideki Sugiyama
posted2020/11/11 11:04
昨年、全日本マスターズで日本一に輝いた照英さん。日本代表として臨むはずだった世界マスターズは中止となった
「コウジ長官」って呼んでみたい(笑)
――最後に改めて、室伏長官へのメッセージをお願いします。
将来は日本代表の監督になるのかなと思っていましたが、引退後に大学の教授を経験したりと、視野を広げる活動を見てすごいなと感じていました。そういう自分の道を築くあたりがコウジらしいなと思います。
今や、日本のスポーツ界を代表する存在ですので、陸上のみならず「スポーツ大国日本」を作り上げてもらいたいです。より良い環境で、世界と対等に戦える場所、環境を、システムを作り上げてほしい。
特に陸上はサッカーや野球と違って専用のスタジアムがありません。魅力的な選手だってたくさんいます。柱を作っていただけたら、近い将来、そこに枝葉が生えてくるのかな。
私も芸能界の一員として、広報隊長として、微力ながら頑張らせてもらえたら嬉しい。“室伏長官”には焦らず、まずは日本のスポーツをガシッと固めて、ゆくゆくオリンピック委員会会長を狙っていただきたいですね。それも不可能じゃないなと思わせてくれる。これは旧友からのメッセージです。
――再会されたら何と声をかけますか?
会ったら「長官」と呼んでみたいですね(笑)。ご無礼になるかもしれないけど、「コウジ長官」にしようかな。また会える日を楽しみにしています。
(第1回からお読みになりたい方は関連記事の『室伏広治がやり投2位?伝説の92年国体を旧友・照英が振り返る!』からご覧ください!)
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。