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アーモンドアイGI8勝の偉業にルメールが涙したワケ 次はコントレイル&デアリングタクトと夢対決か
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKyodo News
posted2020/11/02 11:55
天皇賞・秋で優勝したアーモンドアイ(右)。史上初、芝GI8勝の偉業達成でこの先がますます楽しみだ
デアリングタクト、コントレイルと対決?
ルメールは、18年秋からつづいている天皇賞歴代最多連勝記録を「4」から「5」に伸ばした。天皇賞・秋3連覇は、49年から51年の保田隆芳以来69年ぶり2人目という偉業である。
これで彼は、令和になってから3度行われた天皇賞をすべて勝ったことになる。平成になってから行われた最初の3つの天皇賞をすべて勝った武豊が「平成の盾男」なら、ルメールは紛れもない「令和の盾男」である。
アーモンドアイの次走についてまだ陣営から発表はないが、ジャパンカップになれば、すでに出走を表明しているデアリングタクト、当初は参戦予定だったが現時点では未定のコントレイルと対決する可能性がある。
競馬史を動かした3頭による、歴史的一戦となるのか。
強い馬というのは、こうして楽しみをどんどん増やしてくれる。