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藤井聡太17歳で最年少タイトル・棋聖獲得!
王位戦逆転劇から中1日、渡辺明三冠との激闘制す。
 

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photograph by日本将棋連盟

posted2020/07/16 19:13

藤井聡太17歳で最年少タイトル・棋聖獲得!王位戦逆転劇から中1日、渡辺明三冠との激闘制す。<Number Web> photograph by 日本将棋連盟

藤井聡太七段と渡辺明三冠の棋聖戦第4局。(代表撮影)

 将棋の藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(棋王・王将=36)に挑戦する第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第4局が7月16日に行われ、藤井七段が110手で勝利し、3勝1敗として史上最年少となる17歳11カ月でのタイトル獲得を果たした。 

 藤井七段は13、14日に行われた王位戦七番勝負第2局で木村一基王位相手に終盤の大逆転劇を見せて、王位戦2連勝とした。そこから“中1日”で北海道から大阪に移動し、現役最強クラスの渡辺三冠に挑むハードスケジュールとなった。勝てば「17歳での史上最年少初タイトル」となる藤井七段はこの日も和服姿で対局場に現れ、大一番に臨んだ。

 対局はカド番の先手の渡辺棋聖が矢倉を選択し、藤井七段が快勝した第2局と同じ構図に。渡辺棋聖は自身のブログで「相変わらず苦しい状況ですが、精一杯やりたいと思います」(渡辺明ブログより)と短く意気込みを記していたが、決意の強さを感じさせる展開となった。一方の藤井七段は52手目、60分の長考の末に銀取りの4五歩を選択するなど、一進一退の攻防が続いた。

 その後、夕刻を過ぎると戦況は佳境に入る。藤井七段は76手目の8九歩成で桂を取るなど、藤井七段がわずかに抜け出そうとする。そして80手目の3八銀は「ABEMA」中継解説の久保利明九段、都成竜馬六段も妙手と分析するなど、得意の終盤戦で形勢をさらに引き寄せて渡辺三冠に勝利した。

 17歳のタイトルホルダーとなった「藤井棋聖」。ダブルタイトルに向けて8月4、5日に行われる王位戦第3局はさらに注目を集めることになりそうだ。

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