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阪神岩貞祐太、8回無失点!スアレス締めた!
4番大山が勝利へ導く2打席連続タイムリー!
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/12 21:06
好投した阪神・岩貞祐太
<7月12日 セ・リーグ>
阪神 2-1 DeNA
D 0 0 0 0 0 0 0 0 1 : 1
阪 0 0 0 0 0 1 0 1 × : 2
勝:岩貞祐太 2勝1敗
S:スアレス 1S
負:平良拳太郎 2勝1敗
DeNAの先発は25歳の誕生日を迎えた平良拳太郎。今季すでに2勝と覚醒の予感漂う右腕は、この日も変則スリークォーターから打たせて取るピッチングで内野ゴロの山を築いていった。一方、阪神の先発は4年ぶりの2桁勝利を狙う左腕・岩貞祐太。初回から緩急をつけたピッチング6回まで1安打、1四球の完璧に近い内容で強力DeNA打線に的を絞らせない。両投手の好投で緊迫した試合展開となった。
先制したのは昨晩、悔しい逆転負けを喫した阪神。6回裏、2番・糸原健斗が粘って四球を選ぶと、4番定着以降、好調を維持する大山悠輔が二死二塁の場面でレフトへタイムリーヒット。主砲の一振りで均衡を破った。
貴重なリードもらった岩貞は、8回表にこの日初めて二塁を踏ませるピンチを迎えるが、DeNA梶谷隆幸を空振り三振に打ち取り、虎の子の1点を守り切った。
岩貞は8回114球を投げて被安打はわずか3、8奪三振の力投で今季2勝目。
8回裏には、またもや大山のタイムリーツーベースで追加点を奪った阪神は、9回のマウンドに登録抹消となった藤川球児に変わってスアレスを送り、ゲームを締めくくった。