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岡崎慎司、久々のシーズン2桁得点到達!
スペイン1年目で得た「信頼」。チームも自動昇格圏内浮上。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byMutu Kawamori/AFLO
posted2020/07/03 11:00
シーズン10点目を決めて勝利に貢献した岡崎慎司
ウエスカに所属する岡崎慎司は2日に行なわれたラ・リーガ2部ラス・パルマス戦で2試合連続の先発出場を果たし、得意の頭で先制ゴールを決めて1-0の勝利に大きく貢献した。この活躍ぶりに現地紙「AS」も絶賛している。
岡崎は0-0で迎えた前半終了間際、左サイドからのクロスが上がると巧みにフリーとなってヘディングシュート。岡崎らしい動き出しの巧みさで決勝点をもぎ取った。この結果、ウエスカは香川真司が所属するサラゴサをかわし、暫定2位に浮上。なお同紙はマッチレポートで、岡崎の働きによってウエスカが自動昇格圏に到達したと称賛し、採点でも3点満点中2点と高く評価している。
岡崎は「NumberWeb」に6月に掲載された記事『岡崎慎司がリーグ再開へ思うこと。「点を獲ってこそ。守りに入らない」』で「僕自身は、ゴール前で自分が決められるポイントを常に意識することが重要だと思っています。やっぱり点を獲っていたからこそ、今はそういうことをイメージする余裕があります。いいタイミングでパスが出てくることも増えたし、チームメイトからの信頼も感じます。これは自分が積み重ね、掴み取った実績です」と現況を語っていた。マインツ時代の2014-15シーズン以来となるシーズン2けた得点に到達するなど、スペイン挑戦1年目の終盤戦で充実の時を迎えている。