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「嵐が過ぎ去るのを待とう」
様変わりしたプロリーグ構想。
~ラグビー界が選んだ現実路線~

posted2020/05/24 08:30

 
「嵐が過ぎ去るのを待とう」様変わりしたプロリーグ構想。~ラグビー界が選んだ現実路線~<Number Web> photograph by Nobuhiko Otomo

'19年6月の協会副会長就任以降、プロリーグ設立の必要性を唱えてきた清宮氏。写真は今年1月の会見時のもの。

text by

大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

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photograph by

Nobuhiko Otomo

「ひとつでもチームが減ること、選手が減ることは避けたい」

 谷口真由美・新リーグ法人準備室長の言葉には実感がこもっていた。5月11日、Zoomで行われた日本ラグビー協会による新リーグに関するメディアブリーフィング。ネット回線を通じてなされた説明は、昨年7月に清宮克幸副会長がブチ上げたプロリーグ構想とは異なる姿に変わっていた。

 清宮原案では、W杯で使用された12のスタジアムを主要拠点として活動するチームを募り、現行のトップリーグ(TL)16チームを絞りこんででも試合のレベルを上げ、放映権料も稼ぎ、世界の主要リーグに伍していくことを目指す、そのために事業体の法人化、運営のプロ化を推進していこうというものだった。

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