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イチロー、松井が惚れたバットの名工。
コロナ禍でもミニチュアは“即完売”。 

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小西斗真

小西斗真Toma Konishi

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photograph byKyodo News

posted2020/05/09 08:00

イチロー、松井が惚れたバットの名工。コロナ禍でもミニチュアは“即完売”。<Number Web> photograph by Kyodo News

松井のプロ入団1年目から二人三脚でバットを作り上げていた久保田さん(右)。オフには毎年、翌シーズンへ向けて話し合っていた。

暗い話題が続く中で、“完売”。

 今回のミニチュアバット販売は、新型コロナの感染拡大前から企画されたものだが、養老鉄道の沿線にも大きな影響が出ている。

「焼肉街道」で有名な養老町の「まるごと肉まつり」は、毎年5万人ほどの人が詰めかけ、今年も4月18、19日に開催予定だった。10万人の人出が予想された多度大社の上げ馬神事も5月4、5日予定だった。凜々しい若武者姿に扮した6人の青年が、人馬一体となって2メートルの土壁に挑む光景は、ニュースなどでも大きく報じられてきた。700年の歴史ある神事ですら、例外は許されず中止となった。

 そんな中、小さな鉄道会社が売り出した小さなバットがあっという間に売り切れた。行列なし、買い占めなし。転売もないと信じたい。暗い話題が続くが、小さくても明るい話ではないか。

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