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角界入りはもはや「家業」?
納谷兄弟3人目の入門は次男。
posted2020/03/13 07:30
text by
佐藤祥子Shoko Sato
photograph by
KYODO
コロナウイルスにより史上初の無観客開催となった大相撲春場所。未曾有の場所で初土俵を踏むこととなった新弟子は45人いる。トルコ人とのハーフである拓殖大出身の萩原(鳴戸部屋)や三段目格付け出しでデビューする東洋大出身の深井(高砂部屋)のほか、大鵬の孫で中央大出身の納谷幸林(たかもり)も、弟らに続いて大嶽部屋に入門した。四股名は「鵬山」になる予定だという。言わずと知れた昭和の大横綱を祖父に、元関脇の貴闘力を父に持つ4兄弟の次男坊だ。
長男の幸男は角界には進まず、現在はDDTに所属するプロレスラー。三男の納谷幸之介はすでに'18年1月に入門(四股名は本名)、四男の幸成は夢道鵬の四股名で、高校卒業前の'19年11月に初土俵を踏んだばかりだ。これで納谷兄弟の3人が角界入りしたことになる。