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カープ育成入団から1年で支配下に。
強力外野陣に挑む大盛穂の思考力。 

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前原淳

前原淳Jun Maehara

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posted2019/12/11 18:00

カープ育成入団から1年で支配下に。強力外野陣に挑む大盛穂の思考力。<Number Web> photograph by Kyodo News

2018年ドラフトで育成選手として入団した大盛穂(最後列一番右)。1年目から二軍で結果を出し、支配下登録を掴んだ。

まだ、体の線は細い。でも……。

 昨年ドラフトで広島から育成指名を受け「育成からでも這い上がっている人は這い上がっている。そういう人たちって、人間としても尊敬できる人だと思うので、そういう人になれるように頑張りたい」と、プロ入りしてもおごらなかった。

「自分が一番下だということは分かっているので、やるしかない」

 ただ前だけを見て一歩一歩、歩みを進めてきた。

 第一目標としていた支配下選手登録を1年目シーズン終了後に達成した。だが、まだゴールではない。オフはすでに、かつて金本知憲氏や新井貴浩氏ら広島OBも通った広島市内のジムに通い、肉体強化の日々を過ごしている。まだまだほかの選手と比べても、体の線は細い。筋力強化だけでなく、同じジムに通う一軍経験者と話し、意見交換することで考える力も蓄えられていく。ウエートトレーニングによる筋肉量の増加だけでなく、1日1日が来季以降の血肉となっていることだろう。

 今オフの隠れた補強選手は、個性派ぞろいの強力広島外野陣に立ち向かう準備を着々と進めている。

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