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「2020」の日本のクライミングが見えた!
11日間の激闘に幕。“世界選手権まとめ”。
text by
津金壱郎Ichiro Tsugane
photograph byAFLO
posted2019/08/31 11:00
東京・八王子で開催された世界選手権で五輪内定を決めた野口啓代と楢﨑智亜。
東京五輪はハードスケジュールの戦い。
東京五輪のスポーツクライミングは、来年8月4日(火)に男子コンバインド予選、翌日に女子コンバインド予選が行われ、男子コンバインド決勝は8月6日(木)、女子コンバインド決勝は8月7日(金)に実施される。
競技開始時刻は予選日が17時から、決勝日が17時半からのスタートとはいえ、気温の高い屋外で3種目に挑み、男女とも中1日で決勝を戦うハードスケジュールになる。今大会で五輪出場権を手にした海外勢(下記)も、日本の暑さを知り、対策を練ってくる。だが、「これまで」も「これから」も、誰よりもトレーニングを積む選手が、2020の表彰台で大輪の笑顔を咲かせるはずだ。
コンバインド結果(★は東京五輪出場権獲得)
[女子]
1位 ★ヤーニャ・ガンブレット(スロベニア)
2位 ★野口啓代
3位 ★ショウナ・コクシー(イギリス)
4位 ★アレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)
5位 野中生萌(みほう)
6位 森秋彩(あい)
7位 伊藤ふたば
8位 ★ペトラ・クリングラー(スイス)
9位 ★ブルック・ラバトゥ(アメリカ)
10位 ジェシカ・ピルツ(オーストリア)
[男子]
1位 ★楢﨑智亜
2位 ★ヤコブ・シューベルト(オーストリア)
3位 ★リシャット・カイブリン(カザフスタン)
4位 原田海(かい)
5位 楢﨑明智(めいち)
6位 藤井快(こころ)
7位 ★ミカエル・マウェム(フランス)
8位 ★アレクサンダー・メゴス(ドイツ)
9位 ★ルドビコ・フォッサーリ(イタリア)
10位 ショーン・マコール(カナダ)