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貧打に苦しむタイガースの4番打者、
大山悠輔に求められる“恐怖”とは。
text by
藪恵壹Keiichi Yabu
photograph byKyodo News
posted2019/04/23 08:00
白鴎大から2016年のドラフト1位で入団し、3年目を迎えた。昨季は117試合に出場して打率.274、11本塁打、48打点。
福留に5番を任せる状況も……。
現状、打線では5番の福留も仕事ができていません。
年齢の影響というのは個人差がありますが、42歳の打者にクリーンアップを任せざるをえないというところに今のチームの苦しさがうかがえます。
大山を4番で起用していくということであれば、5番打者を他の選手に替えるということもひとつの手ではないでしょうか。
いずれにしてもタイガースの4番というのは打てなければ多くの批判を浴びるリスクがある反面、打てば、それだけ多くのものを手にすることができるポジションです。
それを宿命だと思ってやれるかどうか。あとは、大山はきちんと守れる選手なので、どれだけ打てなくても守備をおろそかにしないことが大事だと思います。