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<原色女子アスリート図鑑>
冬に輝く女神たち。高木菜那&高木美帆(スピードスケート) 

text by

矢内由美子

矢内由美子Yumiko Yanai

PROFILE

photograph byTakuya Sugiyama

posted2017/01/05 08:00

<原色女子アスリート図鑑>冬に輝く女神たち。高木菜那&高木美帆(スピードスケート)<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

高木菜那(左)と高木美帆。

平昌五輪を目指して奮闘している女子アスリートの中から、強さと美しさを兼ね備えた5人を紹介。彼女達の勇姿が日本の冬を熱くする。
この5人の中から、スピードスケートの高木菜那&高木美帆姉妹の記事を特別に公開します。

 菜那と美帆。スピードスケート女子中長距離界で日本を引っ張る存在となった高木姉妹は、いずれも1度ずつ五輪に出場している。

 だが、一緒に出たことはまだない。

 先に出場したのは妹の美帆。まだ中学3年生だった2009年秋に彗星のごとく現れ、'10年バンクーバー五輪の1000mと1500mに出場した。

「当時はシニアの遠征がそもそも初めてで、先輩たちが自主トレをする姿にも驚いたほど。ただそういった中で、幼いながらに五輪の舞台は周りの人たちをこんなにも変えるんだというのを感じました」

 大会に向けて調整するという概念すらまだ持っていなかった15歳は、初めての五輪舞台で世界との差を目の当たりにした。


 家族で美帆を応援するためバンクーバーへ行った2歳上の菜那は、「上には上がいる」と世界の広さを痛感しつつ「この舞台でやれたら楽しそう」とも感じていた。

 菜那はその後じっくりと力を蓄え、社会人の名門、日本電産サンキョーに入社して3年目の'14年2月、ソチ五輪の舞台を踏んだ。だが、女子チームパシュートではメダルにあと一歩手が届かず4位。個人種目の1500mではオランダ勢ら世界トップとの実力差が大きく、勝負にならなかった。

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