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りくりゅうも平野歩夢も「まさに芸術」「国籍問わず拍手。心の底から感銘」現場取材ブラジル人記者がズバリ…冬季五輪の日本は「表現力がとても高い」

posted2026/03/01 06:00

 
りくりゅうも平野歩夢も「まさに芸術」「国籍問わず拍手。心の底から感銘」現場取材ブラジル人記者がズバリ…冬季五輪の日本は「表現力がとても高い」<Number Web> photograph by Asami Enomoto,Nanae Suzuki/JMPA

ミラノ・コルティナ冬季五輪を取材したブラジル人記者は、りくりゅうや平野歩夢ら日本人アスリートに感銘を受けたようだ

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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Asami Enomoto,Nanae Suzuki/JMPA

「大会中、最も印象深かったこと? もちろん、ブラジルが冬季五輪で史上初のメダル、それも金メダルを獲得したことさ! でも、その日は別の場所を取材していて、現地にはいなかった。彼を取材したのはその2日後の回転競技で、結果はまさかの棄権!」

「日本人選手のフィギュアスケートやスノーボードの妙技も目撃した。日本人は表現力が素晴らしいね!」

 2024年パリ五輪には204の国と地域の選手が参加し、91の国と地域が少なくとも1個以上のメダルを獲得した。しかし、ミラノ・コルティナ五輪に参加したのは92の国と地域で、メダルを獲得したのは29の国と地域に留まる。

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 熱帯や亜熱帯に位置する国にとって、冬季五輪でメダルを獲得するのは夢のまた夢。ブラジルも長い間、そんな国の一つだった。

 この五輪でも、大会前の注目度は低かった。テレビの地上波中継はなく、ケーブルテレビの2つのチャンネルが放送しただけ。テレビ以外の媒体で現地で取材したのは、わずか2人。そのうちの1人に、話を聞くことができた。

「OTD」(Olimpiada Todo Dia=毎日がオリンピック)という五輪競技を専門に報道するインターネット媒体のガブリエル・ジェンチーレ記者、27歳。大学でジャーナリズムを専攻し、2022年、OTDに入社。2024年のパリ五輪に続き、ミラノ・コルティナ五輪も現地で取材した。

 そんなガブリエル記者が現地で感じたこと、日本選手団への印象を聞いた。

超広域開催…非常に苦労した。宿泊料金も

――今回の五輪では会場が4カ所に分散しており、超広域開催となった。

「競技施設に関しては、何の問題なかった。ただ、観客も我々メディアも、会場への移動には非常に苦労した。通常、会場の最寄りの駅まで鉄道で行き、そこからバスに乗るんだけど、なかなかバスが来ない。また、会場から近いホテルは宿泊料金がとても高い。僕は会場から少し離れたホテルに泊まったこともあり、行き帰りに非常に時間がかかった。深夜になると気温がさらに下がり、これはつらかった」

――取材そのものはどうだったのでしょうか?

「小さな会場ではメディアルームのスペースも狭く、仕事をするのに少し苦労した」

――食事に関しては?

【次ページ】 ブラジルでは“誹謗中傷はほぼない”

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