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<SVホルン独占密着記>
“オーナー”本田圭佑が描くCL出場への道。
text by
西川結城Yuki Nishikawa
photograph byTomoki Momozono
posted2015/09/01 06:00
3日間の滞在で“オーナー”本田は精力的にスケジュールをこなした。最終日は記者会見後、地元テレビの取材を受けた。
SVホルンの経営に参画する本田圭佑はクラブをどこに導こうとしているのか? 現地で完全密着して見えてきた“未来”とは!?
想像以上に、そこは小さな田舎街だった。数時間、歩き回れば街の隅々まで行き尽くすことが出来る。周囲には広大なライ麦畑やとうもろこし畑が広がる、牧歌的な空気漂う土地である。
オーストリア・ホルン。聞けば、国内でも存在を知らない人がいるような小都市だという。そこに住む人口約6000人の人々が誇りにするクラブが、SVホルンだ。今回、本田圭佑のクラブ経営参画を通して、その名は急速に日本にも広まっていった。