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遠藤謙(義足エンジニア)
~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~
text by
芦部聡Satoshi Ashibe
photograph byphotographs by Satoshi Ashibe
posted2016/12/28 16:30
遠藤謙さん。
●義足エンジニア
幅広い目的で義足の研究・開発を専門に行うエンジニア。パラリンピックなどに向けた障害者の競技用義足だけでなく、高齢者向けのアシスティブデバイスなどの開発にも力を入れる。現在は、健常者の記録を超える義足を生み出すことが目標。
幅広い目的で義足の研究・開発を専門に行うエンジニア。パラリンピックなどに向けた障害者の競技用義足だけでなく、高齢者向けのアシスティブデバイスなどの開発にも力を入れる。現在は、健常者の記録を超える義足を生み出すことが目標。
リオ五輪における男子走り幅跳びの優勝記録は8m38cm。一方、リオパラ五輪の男子走り幅跳び(T44クラス)でパラ五輪連覇を達成したマルクス・レーム(ドイツ)が持つパラ世界記録は8m40cmだ。右膝下にカーボン素材の義足を装着したレームが健常者の選手に混じってリオ五輪に出場していたら、金メダルは彼の首にあったかもしれない。