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プレイオフ進出に貢献した、バックス1年目の“大統領”。~仲間も相手も、ルーキーではない、と評する男~ 

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宮地陽子

宮地陽子Yoko Miyaji

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posted2017/04/26 07:00

プレイオフ進出に貢献した、バックス1年目の“大統領”。~仲間も相手も、ルーキーではない、と評する男~<Number Web> photograph by Getty Images

開幕当初からシックスマンとして活躍。キッドHCも、「彼のようなプレイヤーをコーチできて楽しい」と絶賛。

「彼はルーキーではない」

 ミルウォーキー・バックスに、チームメイトからも敵将からも、そう評される“ルーキー”がいる。マルコム・ブログドン、24歳。確かに新人の中では若くはなく、チームメイトで、プロ4年目のヤニス・アデトクンボと比べても2歳も年上だ。何より、その落ち着いたプレーぶりは、とてもプロ1年目には見えない。

 それでもブログドンは正真正銘のルーキー。去年6月のドラフトで、バックスが2巡目、36位で指名した選手だ。大学1年の終盤に足を骨折して回復まで1年かかったため、5年間大学に行き、その間に修士号まで取得した。経験より潜在能力重視のNBAドラフトでは2巡目まで指名されなかったが、まるで、その過小評価を見返すかのように、1年目から安定した活躍を見せる。シーズン途中からは、故障離脱したベテラン選手に代わってスターターに登用され、バックスのプレイオフ進出に貢献した。その功績が認められ、今季の新人王有力候補との呼び声も高い。

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