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春の主役はオカダか内藤か!? 新日本バトル戦線を占う。~タイガーマスクW、棚橋、鈴木が主役を狙う~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byEssei Hara
posted2017/02/27 09:00
鈴木の挑戦を退けたオカダは「NJCの間にやりたい」と、タイガーマスクW戦を望んだ。
“春のG1”といわれるシングルのトーナメント戦、ニュージャパン・カップ(NJC)の開幕(3月11日、名古屋・愛知県体育館)を間近に控え、新日本プロレス'17年上半期のバトルラインが透けて見えてきた。
2月5日の札幌大会で、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが鈴木みのるに40分46秒、レインメーカーを叩き込んで3度目の防衛に成功した。同大会ではNEVER無差別級王者後藤洋央紀も、'15年10月入団の新鋭ジュース・ロビンソンの挑戦を退け、初防衛を果たしている。
2月11日の大阪大会では、IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也が、怪力マイケル・エルガンを36分17秒で料理して3度目の防衛を飾り、去年のプロレス大賞MVP男らしい見せ場を作った。