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成熟と敬意とが生んだ、最高の大学選手権決勝。~絶対王者・帝京と対等なステージに上がってきた東海大~ 

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大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

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photograph byNobuhiko Otomo

posted2017/01/28 17:00

成熟と敬意とが生んだ、最高の大学選手権決勝。~絶対王者・帝京と対等なステージに上がってきた東海大~<Number Web> photograph by Nobuhiko Otomo

互いを労う帝京大・亀井主将と東海大・磯辺主将。ともに今季トライなし、タフな仕事人だ。

「レフェリーがトライだと言うのであればトライです」

 東海大の木村季由監督は潔かった。

 1月9日、秩父宮ラグビー場で行われた大学選手権決勝。3度目の決勝進出を果たした東海大は、8連覇を目指す絶対王者・帝京大に26-33で敗れた。結果的に決勝点となった帝京大WTB竹山晃暉(こうき)の後半28分のトライは微妙な判定だった。戸田京介主審がトライを宣告した直後、スクリーンに映し出されたリプレイでは、戻った東海大FB野口竜司と追った竹山とがほとんど同時に押さえたように見えた。「逆だろ?」。スタンドからはそんな声も。

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