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宿敵とのリマッチに挑む内山高志の
勝算は?~6年連続の大晦日決戦、
復帰戦が再対決~
text by
前田衷Makoto Maeda
photograph byAFLO
posted2016/11/10 08:00
過去10回ある王座陥落後のダイレクトリマッチで勝ったのは輪島功一(2回)と徳山昌守。
結論はやはり「現役継続」だった――。
「今はコラレスにリベンジしたいだけ。同じ相手に2度は負けられない」
進退を明らかにする記者会見で「借りを返したい」と強調した内山高志。4月にパナマの伏兵ジェスレル・コラレスの強打に沈められ、26戦目にして初黒星。WBA世界S・フェザー級王座の12度目の防衛に失敗し無冠に追われたが、12月31日に決まった復帰戦で宿敵と再戦し、ベルト奪還に挑む。
前戦の惨敗後、間を置かずに練習を再開しており、復帰宣言は時間の問題ともみられていた。再戦が決まり、今のモチベーションの高さは7年前の世界初挑戦の時と同じほどとも明かしている。