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30代のウィンブルドン。~フェデラー、ナダル、ジョコビッチ以外でも衰えないベテランが多数~
text by
小川勝Masaru Ogawa
photograph byAFLO
posted2018/08/14 12:00
ケビン・アンダーソンは1986年5月18日生まれ。2017年の全米オープンで四大大会初の準優勝。
テニスのウィンブルドン選手権、男子シングルスはノバク・ジョコビッチが3年ぶりの優勝を飾った。グランドスラム大会での優勝は2016年の全仏オープン以来、31歳になって再び優勝回数を増やした形で、グランドスラム大会の優勝は通算13回目となった。
ジョコビッチだけでなく、決勝の相手だったケビン・アンダーソンは32歳、準決勝に残ったラファエル・ナダルは32歳、ジョン・イズナーは33歳と、'18年のウィンブルドン選手権は30代の選手の活躍が目立った。テニスのトップ選手と言えば、ずっと20代がほとんどだったが、すでに36歳となったロジャー・フェデラーを含めて、最近は30代の選手の活躍が珍しくなくなってきた。過去のウィンブルドン選手権を振り返りながら、優勝を争った選手たちの年齢層について考えてみた。