丸ちゃんのGreen TalkBACK NUMBER
酷暑とゴルフの関係。東京五輪が不安になる……。~ナイターが不可能な競技特有の難しさ~
text by

丸山茂樹Shigeki Maruyama
photograph byKYODO
posted2018/08/23 15:00
'97年7月のフィランスロピートーナメント(山梨)で氷嚢を頭に当ててプレーする丸山。
この夏の酷暑によって、高校野球の問題など、暑さとスポーツについて様々な議論が飛び交っています。ナイターでやればいいとか、室内でやればいいとか、多くの意見がありますが、僕としては、できる対策はなるべくやった方がいいと思っています。
ゴルフの試合はナイターでやることも、室内で行われることもないので、当然ながら暑さの問題は切実です。まだ僕が学生だった頃は、この時期に、日本ジュニアという大きな試合があって、その当時は選手がキャディバッグを担いでラウンドしていました。
今ほどスポーツドリンクなどが普及しているわけでもなく、日傘をさすという考えも浸透していなかったので体力を消耗して、目の前で倒れていく選手もいました。何とかラウンドはしたけど、表彰式になって気分が悪くなるという選手もたくさんいました。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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