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移籍市場はパズルと同じ。
2人の若手の移籍金に注目!
~ハーパーとマチャドが周囲の命運を左右する~
posted2018/12/06 15:00
![移籍市場はパズルと同じ。2人の若手の移籍金に注目!~ハーパーとマチャドが周囲の命運を左右する~<Number Web> photograph by Yukihito Taguchi](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/1500wm/img_513854f32469a2492552d6b1c07c470d164532.jpg)
ハーパーは16歳で『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾り、「野球界のレブロン・ジェームズ」と称された。
text by
![四竈衛](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
四竈衛Mamoru Shikama
photograph by
Yukihito Taguchi
ジグソーパズルに挑む場合、誰もがまずは大きなピースから着手するに違いない。メジャーのストーブリーグも、そんな感覚に近い。まず大きなピースの落ち着き先を探し、その後、細かいピースを当てはめる。今オフの場合、ブライス・ハーパー(ナショナルズからFA)、マニー・マチャド(ドジャースからFA)の2人の動向を抜きに、おそらく市場全体の動きは語れない。
ともに、'12年にデビューした26歳。同年、新人王を獲得したハーパーは'15年にはMVPに輝くなど、7年間で通算184本塁打、521打点と、メジャー屈指のスラッガーに成長した。一方のマチャドは、通算175本塁打、513打点。さらにゴールドグラブ賞を2回獲得するなど、三塁、遊撃での守備力にも定評があるだけに、甲乙付けがたい大物として、特Aランクに挙げられている。
![](https://number.ismcdn.jp/common/images/common/blank.gif)