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アジア大会メダル量産の一方で
卓球代表に一線級不在の理由とは?
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byGetty Images
posted2018/08/26 11:00

アジア大会には出場しない伊藤美誠。東京五輪を見据え、チェコオープンでの優勝を目指す。
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選手たちの意向を尊重した結果。
そうした現状と、オリンピックをにらんでの選手たちの意向を尊重した結果が、今回のアジア大会における卓球のメンバー構成となっている。
冒頭の伊藤の言葉通り、2020年の東京五輪代表を目指し、切磋琢磨しながら激しい争いをこれまでも続けてきた。それはさらに加速していこうとしている。
男女の誰もが悲願とするのは打倒中国。でもそれを果たすためには、まず国内のライバルに勝って戦いの場に立たなければならない。
国内外を転戦しつつ、1大会1大会、どれも気を抜けない過酷な競争の中、目標へと進んでいく。
