ぼくらのプロレス(再)入門BACK NUMBER
カイリ・セイン、ASUKAに全米熱狂。
WWEの女子プロ革命と日本人。
text by
堀江ガンツGantz Horie
photograph by2018 WWE, Inc.
posted2018/08/04 11:00
デビュー当初から海賊のコスチュームをまとって戦うカイリ・セイン。WWEでも女子プロの未開のエリアを切り開いていく。
今年に入っても次々とWWEに日本人が。
そして今年、“天空の逸女”紫雷イオがついにWWE入り。8月から行われる女子32人参加トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」第2回大会への出場が正式決定。
さらに同大会には“女子プロレス界の横綱”里村明衣子、“レディーゴジラ”松本浩代の参戦も決定した。
里村は先日インタビューした際、WWEからのオファーについて「やっとWWEも“本格的なところ”に目を向けてくれたか」と、自信溢れるコメントを残してくれた。
そして「メイ・ヤング・クラシック」決勝戦の舞台こそが、10月28日に行われる女子スーパースターのみによる初のPPV大会「エボリューション」だ。
この大会には、ASUKAやカイリ・セインももちろん、主要カードで出場することだろう。
いま、日本の女子レスラーたちが、世界中に女子プロレスというジャンルの素晴らしさをアピールしようとしているのだ。