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「球団会長付き特別補佐」として――。
イチローの“ルーティン”は試合後に。 

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笹田幸嗣

笹田幸嗣Koji Sasada

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posted2018/05/08 11:40

「球団会長付き特別補佐」として――。イチローの“ルーティン”は試合後に。<Number Web> photograph by Getty Images

今季最後の試合となった5月2日。チームメイトをマウンドで待ち構える姿は、いつもと変わらなかった。

「僕は野球の『研究者』でいたい」

 今季の残り5カ月間は、プレーすることが出来ない。実戦の感覚から遠ざかる事実は、来季の現役復帰に重くのしかかる。だが、そんなことは承知の上だ。

 既成の概念を覆す、それがイチローである。

「僕は野球の『研究者』でいたいというか。自分が今44歳で、アスリートとしてこの先どうなっていくのか、というのを見てみたい。それはプレーしていなかったとしても、毎日鍛錬を重ねることでどうなれるのか、ということを見てみたいという興味が大きいので。それは変わらない」

 未知なる、新たなる、イチローの挑戦が始まる。

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イチロー
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