ゴルフPRESSBACK NUMBER
ウッズが浮かべた笑み、松山英樹は?
マスターズ初日1オーバーを自己分析。
text by
舩越園子Sonoko Funakoshi
photograph byAFLO
posted2018/04/06 14:40
松山英樹のマスターズ初日は苦しい立ち上がりだった。しかしこの場に立ち、戦っていることの手応えはあるはずだ。
ウッズ、松山ともに前を向き明日へ。
そして、18番でのバーディーについて「やっと来た。やっと開幕したな」と感じられたことは、戦いはこれからだと思えている何よりの証だ。
松山、ウッズともに1オーバー、73で発進した初日。「このコースで簡単な位置はないんで。切り替えて、明日、頑張りたい」と松山は巻き返しに意欲を見せている。
一方、ウッズは「73は大丈夫。週末までには僅差で混戦になるはずだから」と余裕の笑顔を輝かせている。
ウッズとフィノーは笑顔、松山は険しい表情。表現方法は正反対だが、故障からのカムバックと戦える喜びは、自ずとネバーギブアップの精神へつながっていく。
だからこそ、明日からの彼らのゴルフに一層、期待したい。