内田篤人の名言
以前の俺ならシャルケを出る時点で直接鹿島に帰ってると思う。でも、ヨーロッパで粘ろうって思えたのはシャルケのおかげ。シャルケで気持ちが鍛えられた感じかな。
内田篤人(サッカー)
2018/02/14
2010年に鹿島からシャルケに移籍、レギュラーに定着するも'15年に負傷し、リハビリ生活を余儀なくされた。'16年12月、ELのザルツブルク戦で復帰を果たしたが、出場機会は増えず、'17年夏に退団を決意した。日本に戻るか、欧州に残って移籍先を探すか──。先輩の中村憲剛に相談すると、「俺だったら残るな」。この言葉に後押しされ、内田はドイツ2部ウニオン・ベルリンに移籍する。だが、ふたたび練習中に負傷。この負傷によって帰国の意志を固めたのだという。「新しいチームに入れてもらって、頑張るつもりが怪我をして。もう俺には時間もないし、(いるべき場所は)ここじゃないんだって思った」「俺の中では、ヨーロッパでがんばれたなって思えるための時間だったと思う。もしシャルケからそのまま日本に帰ってたら、ヨーロッパでもうちょっとやれたんじゃないかなって思いながら、サッカー続けてたかも」
Number944号(2018/01/18)