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アイスホッケー姉妹、2人で五輪へ。
床亜矢可&秦留可の夢は両親に……。
text by
神津伸子Nobuko Kozu
photograph byAFLO
posted2018/01/24 07:00
スマイルジャパンでの活躍が期待される床亜矢可(左)と秦留可。2人の競演がリンク上を熱くする。
メダルを取り、両親へとプレゼントする!
16歳で五輪落選を味わった秦留可も、姉と同じ法大に進学。過酷なフィジカルトレーニングをこなし、4年間で体重は10kg増えた。
相変わらずボソボソ話すが、プレーぶりにも自信が見て取れる。プリンセスラビッツの八反田孝行監督も「周りが予想できない、とんでもないプレーが飛び出すのが秦留可」と彼女の魅力を説明する。
いつも可愛いネイルアートも目を引く。代表発表記者会見ではブルー、ロシア戦では雪をイメージした白いグラデーションに色を塗り変えていた。
姉妹での五輪出場が叶わなかった4年前のリベンジを果たし、守備の要、そしてポイントゲッターとして2人は平昌五輪に臨む。
スマイルジャパンの目標はただ1つ。メダルを取ること。
そして2人の夢は、それぞれのメダルを両親の首にかけることだ。