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佐々木主浩は馬のどこを見ている?
シュヴァルグランと有馬記念を語る。
text by
薦田岳史(Number編集部)Takeshi Komoda
photograph byKeiji Ishikawa
posted2017/12/22 15:30
ジャパンカップ優勝時の佐々木氏。複数のGIを勝ち抜いてきて、オーナーとしての風格も十分!
佐々木氏と「2」にまつわる世にも不思議な話。
実は今年のジャパンカップ、シュヴァルグラン勝利の陰には、不思議な偶然の一致があった。
「シュヴァルに乗ってもらったボウマンは、オーストラリア史上最強馬との呼び声も高いウィンクスの主戦ジョッキーだけど、ウィンクスって、今“22”連勝中でしょ。
シュヴァルグランはジャパンカップで通算“22”戦目だった。リンクしているんですよ(笑)」
言うまでもなく佐々木氏の現役時代の背番号も“22”。
そもそも佐々木氏が生まれたのが2月22日2時22分で、連続セーブの日本記録も「22」で達成と、佐々木氏と「2」にまつわるエピソードは実に多い。そして、今回もまた「数字の偶然」があったようなのだ。
果たして有馬記念でシュヴァルグランのGI「2」勝目はなるのか?
数々のドラマを生んできた「有馬記念」、今年はどんな結末が待っているのか。発走は24日15時25分である。
発売中のNumber942号「VOICE of 2017-18」では、シュヴァルグランで挑む有馬記念について佐々木氏にインタビュー。また、キタサンブラックと武豊騎手の黄金コンビ誕生の物語や、オグリキャップ、ディープインパクトら有馬記念でラストランを飾った名馬たちのドキュメントを掲載。詳細は是非とも本誌でお楽しみください。