田中広輔はCSでの打率が8割超え?!

　広島の鈴木誠也は出場が微妙なので、松山竜平の成績も紹介する。阪神、糸井嘉男の実績はパ・リーグ時代のもの。

＜セ・リーグ＞

■広島
田中広輔　.846（13打数11安打1本4点）
丸佳浩　.195（41打数8安打1本4点）
菊池涼介　.300（40打数12安打0本3点）
鈴木誠也　.059（17打数1安打0本1点）
安部友裕　.000（8打数0安打0本0点）
松山竜平　.077（26打数2安打1本5点）

■阪神
鳥谷敬　　.264（72打数19安打2本7点）
福留孝介　.263（38打数10安打2本4点）
糸井嘉男　.167（60打数10安打2本4点）
上本博紀　.265（34打数9安打0本1点）
中谷将大　（出場なし）

■DeNA
桑原将志　.167（30打数5安打0本1点）
J.ロペス　.182（44打数8安打3本5点）
筒香嘉智　.148（27打数4安打1本2点）
梶谷隆幸　.208（24打数5安打2本4点）
倉本寿彦　.307（26打数8安打0本1点）

「え？　田中広輔が8割？」思わず記録を見直した。田中は昨年のCSファイナルで、3-3、3-2、3-3、3-2の12打数10安打、しかも5四球。田中は今季、最高出塁率のタイトルを手にしたが、当たりだしたらものすごいのだ。今年も田中がキーマンだろう。

　阪神は主軸がベテランぞろいだ。スタミナ切れが気になる。大山悠輔のような若手の起用が必要かもしれない。今季はほとんど働かなかったが西岡剛は.324（セのみで37打数12安打2本4点、パを含めると.301　126打数38安打3本8点）と勝負強い。この選手の投入がカギになるかもしれない。

　短期シリーズではシーズンの実績と派閥に、その時点での「時価」が高い選手を見極めて投入する必要があるのだ。

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