桃田賢斗の名言

自分はやっぱりバドミントンが好きなんだと再確認することができた。だから、辞めることは一度も考えなかった。

桃田賢斗(バドミントン)

違法カジノ店で賭博をしたことにより、リオ五輪代表の座を喪失。無期限の競技会出場停止処分を受けた桃田が、2017年5月におこなわれた日本ランキングサーキット大会で大会復帰を果たした。「試合前夜は12時まで眠れなかった。コートに入る前、名前をコールされたときに一気に緊張が高まった。今まで感じたことのない、すごく複雑な緊張だった──」。謹慎期間中は香川県の実家に戻り、深く内省していたという。「今の自分は感謝や恩返ししたいという気持ちが力になっている。目標はオリンピックとか、どの大会とかいうものではない。まず、応援される選手になりたい」

Number930号(2017/06/29)