沸騰! 日本サラブ列島BACK NUMBER
高松宮記念とドバイWCデーの3GI。
スプリント王決定戦はサブじゃない!
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKyodo News
posted2017/03/25 08:00
昨年のスプリンターズSで短距離の頂点に立ったレッドファルクス。12着に負けた前走からどれほど回復しているか。
ドゥラメンテに勝ったポストポンドも参戦。
第20回ドバイシーマクラシック(日本時間3月26日午前1時5分、メイダン芝2410m、北半球4歳以上、南半球3歳以上GI)は7頭立てという少頭数だが、昨年ドゥラメンテを負かしたイギリスのポストポンド、GI4勝のハイランドリールなど、超一流の出走馬がいる。日本のサウンズオブアースが割ってはいることができるか、注目だ。
第22回ドバイターフ(日本時間3月26日午前0時30分、メイダン芝1800m、北半球4歳以上、南半球3歳以上GI)は、昨年の覇者リアルスティールが鼻出血のため回避したのは残念だが、秋華賞馬ヴィブロスが一発を狙う。
これからも毎年、この時期は高松宮記念とドバイワールドカップデー、秋はスプリンターズステークスと凱旋門賞が重なる可能性がある。海外馬券が買えるようになったため、2つしかない日本のスプリントGIがサブ的な扱いになりかねないのは複雑だが、楽しみが増えるのは間違いなくいいことなのだから、とにかく、馬券を買うことで参加しつづけたい。