松井稼頭央の名言
僕らベテランで阿部の負担を少しでも減らそうと言ってるけど、一番気を遣わせてるのは僕らと違いますかね。いつも通り、自然にやりましょうよ。
松井稼頭央(プロ野球)
2017/03/09
2013年の第3回WBC、侍ジャパン最年長メンバーの稲葉篤紀は、4番・正捕手・主将という3つの重責を任された阿部慎之助の支え役として、チームをまとめることを山本浩二監督から期待されていた。「監督は何もしなくていいと言われるチームにしますから」と意気込んでいたが、必要以上に気を遣うことで、精神的な負担と、前倒しの調整に体も悲鳴を上げるようになった。そのとき、年長組の松井稼頭央からこの言葉をかけられ、ハッと気付かされたという稲葉。まずは自身の調整にしっかりと取り組み、自然体のコミュニケーションを心がけていった。
Number2013/3/30臨時増刊号(2013/03/23)