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超高速コースにホスト店長が挑戦!?
金哲彦、初めて東京マラソンを走る。
posted2017/03/01 11:30
![超高速コースにホスト店長が挑戦!?金哲彦、初めて東京マラソンを走る。<Number Web> photograph by Asami Enomoto](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/7/f/1500wm/img_7fc3b4a476def9a58e820fe37965ab17324264.jpg)
「今回は4時間30分ぐらいかけてゆっくりと楽しみます」と話した通り、途中でマイクパフォーマンスに参加するなど、東京マラソンを満喫した。
text by
![金哲彦](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/2/90/img_629555f1392352957f048b3519f73d5d13394.jpg)
金哲彦Tetsuhiko Kin
photograph by
Asami Enomoto
紙吹雪舞う都庁前のお立ち台に、笑顔で手を振る小池百合子知事。
3万6千分の1の僕も、フィニッシュ目指して歩を進めた。
東京マラソンは創設の第1回から関わっているが、1~10回大会まですべて中継解説者として関わってきたので、実際に走ったことはなかった。
だが、今回のレースは、チャリティランナー枠に自らインターネットでエントリー。初めてランナーとして参加した。
1キロ地点の歌舞伎町で「ボス、頑張れ!」の声援が。
3分程度のロスタイムでスタートラインを越えた。9時15分くらいだろうか、1キロ地点にある歓楽街の歌舞伎町に到達。切れ間なく続く大声援の中に、明け方まで飲んでいた酔客も混じっていた。
「ボス、頑張れ!!」
歌舞伎町界隈の大声援から、ホストと思われる集団がいた。マラソン経験者には分かるだろう、走っているランナーから沿道の声や姿は案外はっきりと分かる。逆に、沿道から知り合いのランナーを見つけるのは、よほど派手なウェアでない限り難しいのがマラソン大会。
ホストたちは、ついさっきまで仕事をしていたような派手ないでたちだ。偶然通りかかり、酔った勢いで応援しているのか? または、ホストクラブの店長がフルマラソンにチャレンジしているか?
走りながら、昨晩シャンパンタワーで大騒ぎした彼らの姿が脳裏に浮かぶ……。