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絶対に見逃してはいけない世界戦。
内山、井上……名ボクサー勢揃い!
text by
渋谷淳Jun Shibuya
photograph byAFLO
posted2016/12/30 07:00
11月に井上は八重樫とともに都内で行なわれたマニー・パッキャオのジムの開設イベントに参加。年末に向けて腕をぶしていた。
田口、八重樫、村田、井岡……ビッグネームが戦う!
内山と同じリングではWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)がカルロス・カニサレス(ベネズエラ)と5度目の防衛戦。井上のセミでは、IBF世界ライトフライ級王者、八重樫東(大橋)がサマートレック・ゴーキャットジム(タイ)と2度目の防衛戦を行う。
井上、八重樫のアンダーカードには、ロンドン五輪金メダリストで現WBOミドル級3位の村田諒太(帝拳)が登場。こちらは“世界前哨戦”となっている。
大みそかの世界戦は、このほかに岐阜と京都で開催される。岐阜では日本最速となる5戦目で世界王者となった田中恒成(畑中)が2階級制覇をかけてモイセス・フエンテス(メキシコ)とWBO世界ライトフライ級王座決定戦を行う。
京都では6年連続大みそか登場のWBA世界フライ級王者、井岡一翔(井岡)が18歳のスタンプ・キャットニワット(タイ)とV4戦に臨む。
世界初挑戦の小国以載(角海老宝石)がIBF世界スーパーバンタム級王者、22勝22KO無敗1無効試合のジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)と拳を交える。年があけても酒席で話題になるようなファイトを繰り広げるのは、どの試合だろうか。