アレキサンダー・カレリンの名言
本番の試合中にこそ、まさに言葉の能力が決め手となるのです。マットの上に世界が凝縮されています。時間も凝縮されていて、あまりに速いスピードで言葉が発信されるから、もう自分でも聞こえません。でも、それまでに完全に消化し、自分のものとなっている言葉がたしかに働いているのです。
アレキサンダー・カレリン(レスリング)
レスリングのグレコローマン130kg級で五輪3連覇を達成した“人類最強の男”は、言葉の力を熟知していた。身体的活動を言語化し、消化することで、さらに身体に深く刻み付ける。そして試合という極限状態において最後に残るのは言葉なのだということを、カレリンは教えてくれる。
Number773号(2011/02/24)
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