森岡隆三の名言
日本代表のサッカーは時代を転換させるほどの力を持っている。
森岡隆三(サッカー)
2002年日韓W杯の代表キャプテンを務めた森岡は、「'02年6月の日本を、僕は代表が移動に使うバスの窓から見ていました。あの地響きのような声援と何重にもなって僕らを見る人垣を忘れられません」と述懐する。「それまで関東に比べてサッカーに関心が薄く、スタジアムに入ってもあまり歓声が沸かなかった大阪の長居競技場が、まるで別の国のスタジアムのようになっていた。人々がサッカーに熱狂し、そのエネルギーがまた自国のサッカーを強くする。あのときには、国を動かすほどのパワーを持ったスポーツに身を投じている、という自負を抱いていましたね」。あのときに匹敵するパワーを、今の日本代表は持ち合わせているのだろうか。
Number721号(2009/01/23)
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