上野由岐子の名言
さすがに、つかれました。
上野由岐子(ソフトボール)
2008年の北京五輪で、日本のエースは驚異的なタフネスで世界を驚嘆させた。8月20日の午前中に行われたアメリカとの準決勝はタイブレークの延長戦でブストスの3ランに沈む。その5時間後に行われた決勝進出をかけたオーストラリア戦では勝利まであとワンアウトまでこぎつけながら、同点弾を浴び、結局12回を投げきった。試合後は「さすがに、つかれました」と苦笑していたが、翌日の決勝戦は「300球以上を投げたわりにはそれほど疲れがたまってなかったですね。実際にアップで体を動かしてみると、今日は行けるなと」。当然のように先発した上野はアメリカの強力打線を封じ込み、金メダルを手にしたのだった。
Number711号(2008/08/28)
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