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ダービー美女予想、内田敦子が的中!
ゴールの瞬間「ああ~、マカヒキ!!」
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byKiichi Matsumoto
posted2016/05/31 16:30
BSイレブン競馬中継のほか、Oha!4 NEWS LIVEでもキャスターを務める内田敦子アナ。子供の頃からの競馬ファンだ。
「実力はあるのに、人気にならない馬が好き」
――好きな馬は?
実力はあるのに、人気にならない馬が好きです。いぶし銀の味に魅かれるというか……。現役馬でいうとキタサンブラックがいいですね。
それから'98年の皐月賞と菊花賞を制したセイウンスカイもすごく好きです。当時のクラシック戦線では、スペシャルウィークとキングヘイローとで「3強」と言われてましたよね。スペシャルウィークが圧倒的な花形で、超エリート校出身なら、セイウンスカイは地方の公立校出身みたいな(笑)。お父さんはシェリフズスター。期待されて輸入されたんですけど、思ったほど活躍馬を出すことができないうちに売却されて行方不明になってしまった。その後に活躍したのが、セイウンスカイだったんですよね。
セイウンスカイが2011年に亡くなった時に、繋養先の西山牧場のスタッフの方がブログで、この馬が、西山牧場従業員の心の柱になっていました、と書いてあって。1頭1頭にそれぞれそういうドラマがあると考えると、もっともっと競馬を知りたいなという気持ちになりますね。
――思い出のダービーは?
2009年のロジユニヴァースが勝った、泥んこダービーも印象的でしたけど、一番は2004年のキングカメハメハです。こんなに強い馬がいるんだと思いました。直線で信じられないような抜け出し方をして、本当に豪快な勝ち方をしたので。NHKマイルカップからの変則2冠のローテーションでしたけど、圧倒的に強い馬には距離なんて関係ないんだなと思いました。
安田記念はモーリス一強か!?
――それでは最後に、次の安田記念の予想を。
まだ、全然決めきれてないんですが、やっぱりモーリスの一強だと思います。前走の香港も圧勝でしたし、ちょっと負ける姿が思い浮かばないです。でもリアルスティールもドバイ勝利後ですし、イスラボニータも気になる。うーん、迷ってきました(笑)。
――改めて的中おめでとうございます。どうもありがとうございました!
Number902号では、マカヒキについて金子真人オーナーが語った記事や、俳優・東出昌大さんへのインタビュー「今年はマカヒキがヤバい」のほか、内田敦子アナが競馬を見はじめるキッカケとなった'97年のダービー(サニーブライアン)を振り返る記事など、ダービーを巡る珠玉の物語が満載です!