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マカヒキは「強い馬ほどよく眠る」!?
ダービーの朝も眠そうな大物ぶり。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKyodo News
posted2016/05/30 11:40
上位人気3頭が抜け出した東京の直線、最後はマカヒキがハナ差で制した。このライバル関係はしばらく続きそうだ。
凱旋門賞に日本馬が5頭揃う可能性も?
マカヒキ、サトノダイヤモンド、そしてディーマジェスティの1、2、3着馬はみな、今秋の凱旋門賞に登録している。サトノも血統的に菊花賞より凱旋門賞のほうがよさそうだし、ディーマジェスティの管理者は、エルコンドルパサーとナカヤマフェスタで2度、凱旋門賞で僅差の2着になっている二ノ宮敬宇調教師だ。
これらにドゥラメンテが加わり、さらに、出るには1500万円の追加登録料が必要なのだが、同じシャンティーで行われたイスパーン賞を圧勝したエイシンヒカリも出走したら、流れも眺めも日本のレースに近くなり、悲願の凱旋門賞制覇をグッとたぐり寄せることができるのではないか。
最後に、誰も気づいていないようなので、また自分で言うが、今年のダービーは、1着から6着まで、本コラムのプレビューでつけた◎○▲△×注という印の順で決まった。馬券に無関係なところまで当てても意味がないのかもしれないが、ともかく、こうして付記しておきたい。