稲尾和久の名言
マウンドから打者を見ると、一瞬にその打者の狙い球がわかった。
稲尾和久(プロ野球)
昭和30年代、「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた西鉄ライオンズのエースは、「打者の目を見、体の動きを見、その反応によって長所や弱点はどこにあるのか。あるいは狙っているコースや球種は何か。そういうことが一瞬に重なり、頭の中でパッ、パッとひらめくものを大切にしましたね」と語る。現代野球はデータを重視する傾向にあるが、一流選手は研ぎ澄まされた、優れた直感を持つのであろう。その稲尾が「この人だけは何を狙っているのかわからなかった」とシャッポを脱いだのが、かの長嶋茂雄であったという。
Number514号(2001/01/11)
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