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長澤和輝、練習試合後に――。
“攻撃的なボランチ”として。
posted2015/07/27 11:50
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Sports Graphic Number
メルマガ「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」。
中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします!
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●今週の目次
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【1】ケルン、地元クラブとの練習試合後に――(1)
大迫勇也、新加入選手との信頼関係を作り出すアシスト。
【2】ケルン、地元クラブとの練習試合後に――(2)
長澤和輝、“攻撃的なボランチ”として磨きをかける時。
【3】ドルトムント、ボーフムとのアウェーゲームでの“実験”(1)
香川真司「ダイヤモンドの形は初めてやったので……」。
【4】ドルトムント、ボーフムとのアウェーゲームで……(2)
丸岡満「今年はトップチームのスタメンで出られるように!」。
【5】マインツ、フランスに渡ってのプレシーズンマッチで――。
武藤嘉紀「疲労をため込んでのスプリントを楽しみながら……」。
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【2】ケルン、地元クラブとの練習試合後に――(2)
長澤和輝、“攻撃的なボランチ”として磨きをかける時。
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試合後に先に大迫に話を聞いていたため、一度はクラブハウスに入っていた長澤だが、こちらが取材お願いすると快く取材エリアに出てきて、丁寧に話をしてくれた。
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――今日のポジションで出るのは珍しいと思うのですが、どのようなことを意識しようと?
「4-1-4-1みたいな感じで、ボランチよりちょっと前のポジションだったんですけど、最初にリズムを出そうとしすぎて下がってボールを受けていたら、『もう少し前に行け』みたいに言われて。ああいうメンバーでやるのも初めてだし、ああいう形も初めてだったので、もうちょっと上手く出来ればなと。ギャップ、ギャップで顔を出して、動きを出して、流動性を持ってボールを動かすという意味ではそれなりに出来たんじゃないかなと思います」
――『もう少し前に行け』と指示をしたのは監督ですか?
「監督です。たぶん、監督としては『もう一つ前のポジションのギャップで受けて欲しい』という意図があって。僕としてはボールに触りたかったし、もう1つ前のポジションでプレーしろということでした」
「前の4枚が流動性を持って動いたりすると面白いかなと思います」
――今日は攻撃の厚みを出せていたのではないですか?
「僕としてはまぁ……大迫君もそうだと思うんですけど、ああいう風な形の方がやりやすいのかなと思うんですけど、見ていて、どうでしたか?」
――相手が格下だったとはいえ、昨シーズンのケルンには見られないような良い攻撃が出来ていたと感じましたが……。
「そうですね。守備のところはしっかりして、あとはケビン(アンカーのフォクト)を中心にして、前の4枚が流動性を持って動いたりすると面白いかなと思います。大迫くんもボールを持てるし。本来であれば大迫くんは一つ前のポジションだと思うんですけど、ああいうポジションでも十分に色々なことが出来るから。他の選手も入って、パスコースを作ってやれればいいなと思います」
――大迫選手へのクロスを送ったシーンなどは、長澤選手が2列目から左サイドのスペースに飛び出すなど、良い連携からのシーンでしたね。
「監督として、トップ下ではないけど、ボランチの前目のポジションからどんどんああいうスペースに抜けて行ったり、ボールをもらえという意図があったと思うので。たまにはああいうスペースに走らなきゃ、って(笑)上手いこといってよかったですね」
――中盤にはビッテンコートやヨイッチなど、新加入選手が決まっていますが……。
「そうですね。競争もありますけど、上手いこと共存したりして。ああやってパスをつなげる選手も入ってきたので、どういう風になるかは楽しみですね」
続きは、メルマガNumber「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」で ぜひお読みください。