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8強進出した男子セブンズ、五輪に向け強化加速を。
~ワールドシリーズ接戦で得た感触~
posted2015/04/25 10:30
text by
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph by
Shinji Akagi
意外とやれるじゃないか。そう思ったファンもいたのではないか。4月4~5日の2日間、秩父宮ラグビー場で開催された男子セブンズワールドシリーズ(WS)東京大会で、日本代表はアルゼンチン、サモア、フランスと争ったプール戦を1勝1敗1分で通過し、15年ぶりに8強進出を果たしたのだ。
WS全大会に出場できるコアチームに昇格を果たした今季、ここまでの6大会はシリーズポイントわずか「7」の15カ国中最下位。来季は降格の危機に瀕していただけに、ホームで見せてくれた頼もしい姿にファンは胸をなで下ろした。
大会2日目はセブンズ王国フィジーに完敗し、スコットランドにも惜敗したが、今季最多のポイント「10」を獲得。14位ポルトガルとの差は大会前の「15」から「8」まで縮んだ。