SCORE CARDBACK NUMBER
初出場の全米で見えたダニエル太郎の可能性。
~世界6位との「小さい差」とは~
posted2014/09/08 10:00
![初出場の全米で見えたダニエル太郎の可能性。~世界6位との「小さい差」とは~<Number Web> photograph by Hiromasa Mano](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/4/b/1500wm/img_4ba3eca40e73ddcdd474eabcd346764e155647.jpg)
ラオニッチの高速サーブに対し、驚異的なフットワークで食らいついたが最後は力尽きた。
text by
![秋山英宏](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
秋山英宏Hidehiro Akiyama
photograph by
Hiromasa Mano
四大大会初出場となった全米オープン。世界ランク6位のミロシュ・ラオニッチとの1回戦を「楽しみ」と話していたダニエル太郎だったが、3セット連取を許して敗退、大舞台を満喫というわけにはいかなかった。
サービスゲームの力強さが勝負の分かれ目だった。「サーブが全然返せなかったのがくやしい」とダニエル。リターンがうまく返れば得意のストローク戦に持ち込めるのだが、相手のサーブが一枚上手だった。最速で225kmの高速サーブに、ダニエルは20本のノータッチエースを許した。リターンは2本に1本の割合でしか相手コートに返らなかった。
![](https://number.ismcdn.jp/common/images/common/blank.gif)