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新日史上最大となった“真夏の祭典”の見所は。
~過酷な長期戦、G1クライマックス~
posted2014/08/01 10:00
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph by
NIKKAN SPORTS
史上最大規模、24回目の大会――というド派手なふれこみで、決勝へ向けたゴングが鳴った。7月21日に札幌・北海道立総合体育センターで開幕した新日本プロレスの“真夏の祭典”G1クライマックスのことである。
過去最多22選手が出場し、A・Bブロックに分かれてリーグ戦が行なわれる。優勝決定戦は、8月10日に各ブロックの1位が埼玉・西武ドームで激突。今年は例年使用している両国国技館をおさえることができず、初開催となるスタジアムでの決勝となった。
初戦から本命の中邑真輔が曲者・柴田勝頼に敗れる波乱の幕開きで、これからも何が起こるかわからない。業界の盟主である新日本マットの覇権争いは熱く燃えたぎっている。