小林可夢偉の名言
結局、僕らは最後、レースをするときにはひとりやから。
小林可夢偉(F1)
2013/11/22
小林が日本を離れ、ひとりイタリアの地に渡ったのは17歳のときだった。ヨーロッパのドライバーたちは、サーキットに親戚一同に囲まれてやってきて、レースが終わると自宅に帰っていく。可夢偉はもちろんひとりきり。寂しさもあっただろう。「もう『おまえら、サーカス団か!?』っていうくらい、一族グループで来るんです。だけど、あんまり親が来るとよくないんですよ。人間って、甘えられるんなら自動的に甘えるじゃないですか」と、冷静だった。
Number747号(2010/02/04)